会見場、万雷の拍手
プリンストン大学内のホールで開かれた記者会見には、気候変動を研究する学生らも参加し、真鍋氏をスタンディングオベーションで迎えた。「大いに驚くとともに、光栄だ」。真鍋氏は受賞が決まった気持ちをこう語った。
同氏が気候変動の研究に本格的に取り組んだのは1960年代からだ。「研究を始めたときは、気候変動の研究の重要性については思ってもいなかった。私の研究の原動力のすべては好奇心だった」と述べた。研究を「ただ心から楽しんでいた」とも振り返った。
「私にとってはノーベル平和賞」
世界が干ばつなど気候変動による災害に直面し、家を失う人も生じている現状に危機感も示した。「我々は気候変動を軽減する必要がある。だが、まず今まさに起こっている気候変動を認識し、対処する方法を見いださなければいけない」と強調。「自分がどういう行動を取るべきかも考えているところだ」と述べた。真鍋氏のジョークで湧き、和やかな雰囲気に包まれていた会場は静まりかえった。
「気候変動を理解することは難しい。だが、気候変動から生じる政治や社会の出来事を理解することはもっと難しい」とも述べた。今回の受賞決定は「私にとってはノーベル平和賞だと信じている」と気候変動が政治や社会に及ぼす影響の大きさを表現した。
「協調が不得意」会場沸かす
日本から米国籍に移った理由について、真鍋氏は「日本は互いを邪魔しないように協調する」と日本の慣習を説明した。「私は協調が得意ではなかった。(米国では)他の人が感じていることをあまり気にせずに行動できる」と述べ会場は笑いにつつまれた。米国の研究生活について「コンピューターを使いたいだけ使え、好きな研究ができた」とも振り返り、研究資金の潤沢さや資金申請の複雑さの違いなどもにじませた。
真鍋氏の祝賀会には、プリンストン大の学生や研究者らが多く訪れた(5日、米ニュージャージー州)
会見後、受賞決定を祝う祝賀会がキャンパス内で開かれた。参加したプリンストン大で氷河の動きを研究する男性研究者は「自分の気候モデルの研究が何の役に立つのかと考え、つらくなることがある。今回の受賞決定で重要性が認められたと実感できた」と喜んだ。
真鍋氏は同僚の研究員から、淑郎という名前を取って「スーキー」と呼ばれている。同氏と10年超ともに研究していたという同大のトム・デルワース上級研究員は「スーキーは、気候変動の世界のマイケル・ジョーダンだ」と述べた。米プロバスケットボール協会(NBA)の著名選手、マイケル・ジョーダンの活躍がNBAの価値を世界で高めたように「彼は気候変動の研究者の立場を引き上げた」と称賛した。真鍋氏の研究を自身が学生に教えているという。
日本経済新聞 2021年10月6日 5:27 (2021年10月6日 6:14更新)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN05EDV0V01C21A0000000/
かわいい子を広告塔にして踏み台にされなかったって事ですよね
わきまえて生きてても
まだ延々と続くの?
◯日本の恥
優秀な人材を日本国内では活かせなかった事を恥と考えるのが日本人でこれを誇りに思うのが隣国
日本生まれの日本人がその研究を認められノーベル賞を受賞したことを誇りに思うっていう話だよ
日本生まれの才能が評価されたと言う喜ばしい話とともにその才能を活かす研究環境という観点からは単純に喜べないという話でもあるのよ
そんな話はないよ
何を持って日本国民の誇りと言ったのか=日本生まれの日本人がその研究を認められてノーベル賞を受賞したことを誇りに思う
これだけのこと
優秀な人材は日本の教育制度で生まれた
ここが重要なんだぞ
受賞は本人の才能が無きゃ無理だが
教育制度が無くても無理
引き止められないんじゃ意味がないわ
人生の大半がアメリカだと忘れそうだ。
典型的な頭脳流出
知らなかった
まあアメリカみたいに移民国家の場合、そうなるか
つうか、アメリカでも移民(市民権取得者)自身は、出世国を主張するよ
まぁ市民権取得条件を満たして試験受けて、アメリカ国家に宣誓するから
思想信条自体はアメリカに帰化するんだけど
アメリカ人(アメリカ出生で戸籍がアメリカ:アメリカ人)は、
移民者と一線引いちゃうのは、そういう背景があるから
星条旗の下では「同胞」って考えだから
>思想信条自体はアメリカに帰化するんだけど
日本もそういう制度にすればいいのに
海洋開発機構だったっけ
でもやりたいことできず出ていった
関係ないのに、ケチ付けるために出てきて嫌われるおかしな人たちだね
この国の組織腐ってんじゃないの?上層部に研究の障害にしかならない老害いっぱい居そう
「協調が不得意」会場沸かす
日本から米国籍に移った理由について、真鍋氏は「日本は互いを邪魔しないように協調する」と日本の慣習を説明した。「私は協調が得意ではなかった。(米国では)他の人が感じていることをあまり気にせずに行動できる」と述べ会場は笑いにつつまれた。米国の研究生活について「コンピューターを使いたいだけ使え、好きな研究ができた」とも振り返り、研究資金の潤沢さや資金申請の複雑さの違いなどもにじませた。
「日本では、いつもお互いのことを心配しています。とても調和の取れた関係性で、うまく付き合うことが最も重要なことの一つです。
他人に迷惑をかけるようなことはしません。日本人がイエスと言っても、それは必ずしもイエスを意味しません。ノーを意味することもあります
何よりも、他人に迷惑をかけるようなことをしたくないと思うからです。米国ではやりたいことをできる。他人がどう思おうが、私は気にしません。
実際のところ、他人を傷つけたくはないけど、彼らが何を望んでいるのかは知る由もありません
米国での暮らしは素晴らしいと感じます。おそらく、私のような研究者は好きなことがなんでもできる。使いたいコンピュータ、欲しいものはすべて得られました。
私は調和の中で暮らすことはできないものですから、それが私が日本に帰りたくない理由です」
日本じゃ老害が多くて研究できないんだろうね。
そういう背景があるから渡米は仕方ないんじゃないの?
しっかし、アメリカは戦後たった10年やそこらで敗戦国民の日本人を受け入れるなんて寛容だったんだなぁ
先生、ノーベル賞受賞おめでとうございます
狭い国だからみんな同じ考えの方が衝突しなくて住みやすくなるんだろうけど
まさか知らないのかと思ったら、大きくUSAと書いてた
一時日本に戻った時期があるがすぐアメリカにまた移住
勉強が大好きで他の子が石けりして遊んでる中で家でずっと勉強してたんだと
引用元: ・https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1633470354/
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